展示会いろいろ

ゴッホ展、東大寺大仏展、ドガ展と2日間で回ってきました。

良かった順に並べると、ゴッホ展、東大寺大仏展、ドガ展(観た順ですね)です。

ドガ展は有名な「エトワール」が来ていたので、ぜひ行きたいと思っていました。
期待度は3つの中では一番。

でも、エトワールだけが別格で、それ以外の絵はあんまり好きになれませんでした。
あの絵だけは、なにかが乗り移って描いたのでは……と思うくらいきれいでした。

ゴッホは、正直好きな画家ではないのですが、なんというか、彼が画家として描きはじめてから、晩年(といっても37歳)までの流れで展示されていました。
しかもゴッホだけの作品ではなく、影響された画家の絵も展示されていました。

最初は「ゴッホだけが観たい」と思ったのですが、観終わってみると、ゴッホが影響された画家の絵も展示されることで、どう絵が変わっていたったかわかって面白かったです。

絵のうまさでは、ドガのほうが断然うまかったです。

でも、なぜからゴッホ展のほうがよかったですね。

ゴッホはパリに2年いて、絵の勉強をするのですが、あの時代の絵が一番明るい感じがします。
パリ時代の絵はどれもきれいな印象です。

そして、ゴーギャンとの共同生活が終わって、耳を切り取ってしまったゴッホは、そののち、精神病院に入るのですが、その療養院の庭を描いた絵もかなり良かったです。

ノルウェイの画家のムンクも、「叫び」を描いたときは精神疾患だったそうですが、精神疾患があった方が、芸術的なものが生まれやすいのでしょうか。


あとは、今回初めて音声ガイドを3つの展示会ともに使ってみたのですが、なかなか良かったです。
ゴッホ展はTBSの安住さんでしたが、最後の絵の解説に「27歳で絵を描き始めて、37歳で自殺したゴッホですが、この間に売れた絵はたった1枚でした」(正確には覚えてないんですが、こんな感じでした)のナレーションを聴いたときは、泣きそうになってしまいました。

絵の横に説明書きがありますが、音声でいろいろな背景を聴きながら絵を観ると、ちゃんと観たという思いは残りますね。
人が多いとろくに観ないまま、出てしまうことがありますが、音声をとりあえず聞いてからと思うと、最低でも30分はいますから001.gif

そして、2番目の東大寺大仏展ですが、日本の文化というより、大陸からいかに文化が伝来したかというのがよくわかって面白かったです。

そして、途中で12分のCGで作った映像があるのですが、大仏殿のCGでの再現や、大仏そのもののCGなどこった作りで面白かったです。

でも、ここで私は気がついてしまいました。

というか、悟ってしまいました016.gif

前にみうらじゅんさんの本を読んだときにも書いてありましたが、その時にも「そう言われればそうだなぁ」くらいに思っていたのですが、このCGで実感してしまったのです。

大仏は外国人です024.gif

どうみても、インド人です。

そりゃそうだよ、何言っているんだよって思われると思いますが。

なぜ外国からきた人を拝んでいるんだろうって悟ったんですよ。

日本人には日本の神様がいるはず……。

なぜ大仏を拝む???

みうらじゅんさんも外国の神様なんだけどねぇって書いてましたけど、実感してしまいました。

やっぱり八百万の神を拝むのが日本人だよねぇ。

ですが、東大寺大仏は、それがわかったので、よかったです。

2日に3つ回って合計3万歩も歩いてしまいました。

面白かったです。
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by sunandthemoon | 2010-10-24 20:51 | 日常